
実際、確定申告ってめんどくさいし難しいしで、いつも困っていたんですよ!


でも確定申告はしっかりやらないと、本来払わなくていい税金を延々と支払い続けてしまったり、申告漏れでとんでもない遅延金を払わされたりと、損をする可能性が極めて高くなってしまいます。
なので、もし確定申告がめんどくさい、難しいと悩んでいるなら、ぜひ今回の記事を参考にして、少しでもラクに確定申告を行ってください。
よろしくお願いします!

ということで今回は、「確定申告がめんどくさい」と思っている方に向けて、できるだけ楽で簡単に、かつ正確に確定申告を進める方法をお伝えしていきます。
もしかするとあなたは、「確定申告は自分でやらないとお金がかかって損をしてしまう」と考えているかもしれません。
しかし、実はその限りではないんです。
たとえ小規模な個人事業主であっても、むしろ確定申告をすべて丸投げで委託してしまった方が得をするというケースも実はかなりあります。
逆を言えば、自分で確定申告をやることで結果的に損をしてしまうかもしれないということです。
もしあなたも、めんどくさい確定申告が大きな負担になっているなら、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
確定申告のめんどくさい手間をなくしつつ、難しいことは一切なしで損をしない方法を詳しくお伝えしていきます。
目次
大前提として確定申告はやるべき

まず事業などにおける所得が38万円を超えている場合(副業の場合は20万円以上の場合)、確定申告は必ず必要となります。
未申告だと脱税と捉えられてしまうので、注意が必要です。
では、赤字の場合は確定申告をしなくても良いのかというと、先にも言いましたとおり、そういうわけではありません。
なぜかというと、確定申告を行っておくことで赤字の繰り越しや繰り戻しができるようになるからです。
たとえば今期分の赤字を翌年以降の黒字と相殺することで、翌年以降の減税につなげることができます。(3年間繰り越すことが可能です)
もしくは、今期分の赤字を繰り戻して前年度の黒字と相殺することで、前年度に支払った所得税の還付を受けることもできます。
このようにたとえ赤字であったとしても、確定申告はきっちり行っておいた方が得をするケースがたくさんあるのです。

確定申告のめんどくさいところ・難しいところ

- 専門用語が多くて難しい
- 細かい数字の管理や計算が難しい
- PC操作に詳しくなくて会計ソフトが使いこなせない
- そもそも何をしていいのかまったくわからない

まずは「発生主義、現金主義」や「源泉徴収」といった専門用語の多さが、確定申告を行ううえでネックになっているという人は多いですね。
確定申告のやり方を調べても、専門用語が多すぎて結局分からず、めんどくさくなってしまうわけです。
あとは数字に弱いから確定申告をやりたくない、という人も大勢います。
日々の売上や支出を帳簿に付けたり、それを使って計算したりすることが大きな負担になっているんです。
とくに青色申告の場合はより詳細に帳簿を付けなければならないため、非常にややこしくなってしまいます。
ただし、白色申告より青色申告の方が節税の観点で見れば非常に有利なので、基本的には確定申告は青色申告で行うべきです。
※白色申告、青色申告の違いについてはこちらで詳しく解説しています。
また、会計ソフトを使いたいけどPC操作自体が苦手で上手く使えない、という人も意外と多いです。
最近は会計ソフトも充実しており、確定申告を自分でやるハードルは確かに下がってきています。
しかし一方で、まだまだPC操作が苦手で会計ソフトが上手く使えないという人もたくさんいるんです。
とくに最近は、スマホは使えるけどパソコンは使えない、という若い人も多い印象ですね。
あとはそもそも、確定申告で何をすればいいのかがまったく分からないから途方に暮れている、という人もいます。
このように一言で「確定申告がめんどくさい、難しい」と言っても、その理由は人それぞれに色々あります。
もし確定申告を自分でやりたいと考えているのなら、まず自分にとって何が負担になっているのかを考えてみると良いでしょう。

※まずは気軽に無料相談からご利用ください
確定申告をしっかりやらないと起こること



具多的には以下のようなことですね。
- 適当に確定申告をやっていると余分な税金を支払ってしまう
- 不正が発覚した場合、ペナルティが発生する


それでは、1つずつ解説していきましょう。
余分な税金を支払ってしまう
確定申告を適当に行ってしまうと、払わなくていい余分な税金を支払ってしまう可能性があります。
本来ならやるべき節税対策がまったくできないからです。
それこそ事業規模によっては、たとえ個人事業であっても簡単に数十万円以上の差が出てきてしまうため、場合によっては税理士に委託する料金よりも大幅に損をしてしまうことになります。
確定申告を行うときは、節税対策までしっかり考えて行う必要があるということですね。
ペナルティが発生する
必要な確定申告をやらないでいると、以下の3つのペナルティが課せられる可能性があります。
- 無申告加算税
- 延滞税
- 重加算税
まず、期限内に確定申告をしなかった場合に課せられるのが「無申告加算税」です。
本来納めなければいけなかった税金の額を参照し、50万円までは15%、50万円を超える部分については20%の追加徴収が発生します。
さらに申告期限を過ぎてしまった日数に対し、「延滞税」が発生します。
本来納める税額に対して以下の年率で日割り計算がされ、その分の追加徴収が行われるのです。
納付期限から2ヵ月以内の納付 | 「年率7.3%」か「特例基準割合+1%」のどちらか低い方が適用 |
納付期限から2カ月を超えての納付 | 「年率14.6%」か「特例基準割合+7.3%」のどちらか低い方の適用 |
※特例基準割合は年によって変わりますが、近年はおおむね2%未満となっています
そして、もっとも重いペナルティが「重加算税」です。
意図的な所得隠しや未申告といった故意の不正を行った場合に課せられます。
課せられる追徴課税は本来納めるべき税額の35%または40%とかなりの高額です。
ちなみにあまり知られていませんが、税金は借金とは比べものにならないくらい厳しく取り立てられます。
何が厳しいのかというと、自己破産をしても借金のようになくなりはしないというところです。
どうしてもお金がないという状態でも、税務署と話し合い、少しずつでもなんとか納税していかなければいけません。
借金の場合は自己破産から再起して事業を成功させる人もいますが、税金の場合は支払いが止まらないためそれができず、最悪人生を詰んでしまうことにもなりかねないわけですね。
そしてもう1つ無視できないこととして、脱税があまりに悪質であると判断された場合は起訴されてしまう可能性もあります。
つまり、逮捕されてしまうかもしれないということです。
「脱税では逮捕されない」と勘違いされている方も多いですが、場合によってはその限りではないということも知っておいてください。

だからこそ確定申告は重要なものと捉え、しっかりと行っておきましょう。
確定申告のめんどくさい、難しいを解決する2つの方法



大きく分けて、できることが2つあります。
- 会計ソフトを使う
- 税理士に委託する

めんどくさい確定申告を簡単にする方法1.
会計ソフトを使う

確定申告をするときにとくにおすすめなのが、以下の2つの会計ソフトです。
- freee(フリー)
- やよいの青色申告
どちらも大変ポピュラーな会計ソフトで安心して使えるため、確定申告に会計ソフトを導入したいなら、このどちらかを選べば良いでしょう。
ただし、会計ソフトの利用は「PC操作にあるていど慣れている」かつ「仕事量を減らさなくても自分で確定申告をする時間的余裕がある」という人向けです。
逆にPC初心者や仕事量が多くて忙しいという場合は、会計ソフトではなく、後述する「委託」という方法をおすすめします。
それでは、会計ソフトを1つずつ紹介していきましょう。
めんどくさい確定申告を楽にする会計ソフト1.
freee(フリー)
(画像引用:freee公式HP)
「freee」はクラウド型の会計ソフトです。
月額1,980円から利用することができます。
スマホからの操作性も良いため、できるだけPCを触りたくないという人にもおすすめです。
めんどくさい確定申告を楽にする会計ソフト2.
やよいの青色申告
(画像引用:やよいの青色申告公式HP)
「やよいの青色申告」はインターフェイスがわかりやすく、人気の会計ソフトです。
年間8,000円~12,000円で利用することができます。
ただし、Mac版は販売されていないので注意してください。

めんどくさい確定申告を簡単にする方法2.
税理士に委託する

確定申告を税理士に丸投げすれば、あなたはめんどくさい作業を何もすることなく、しかも正確な確定申告ができます。
「確定申告を税理士に委託するとなると相当な金額がかかるのではないか」と考えている人も多いです、その限りではありません。
たとえば弊社の場合、月に1万円と非常にリーズナブルな価格で確定申告を丸投げしてしまうことができます。
実際、多くの個人事業主にとって1万円というのは、1日本業で働いた場合の売上にまったく満たないような額なのではないでしょうか?
そうであるならば、無駄に時間をかけて慣れない書類とにらめっこをするより、めんどくさい確定申告は税理士に丸投げして、その分本業で稼いだ方が得であるという事業主が、実はかなり多いのです。
しかも、プロの知識で節税を徹底すれば、年間10万円以上税金が浮くということもザラにあります。
つまり、年間の委託料より税金が浮くというケースもかなり多いということですね。
- 確定申告の知識なんてない
- 数字が苦手
- PC操作に不慣れ
- 本業が順調で無駄な作業に時間を使いたくない
これらに該当する方であれば間違いなく、確定申告に無駄な時間を使うよりは、本業に力を注ぐべきだと言えるでしょう。
ちなみに、バイトなどでダブルワークをしていたり、FXや株取引、仮想通貨といった投資をしていたりする場合は、確定申告をするときにさらにめんどくさい思いをすることになるので、なおさら税理士に委託を行うべきですね。

月々1万円で追加料金なしと大変リーズナブルになっているので、ぜひご利用ください。
※まずは気軽に無料相談からご利用ください
【まとめ】めんどくさくて難しい確定申告は丸投げしてしまおう



プロの知識で節税すれば年間10万円以上の税金が浮く場合もザラにありますし、そうでなくても確定申告のために使う時間を本業に使った方が収入は増えるはずですからね。

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※確定申告に加え、+1万円で日々の記帳まですべて代行させていただくサービスもございますので、ぜひそちらもご利用ください。